予防接種(定期接種)
ご予約前に次の3つをご確認ください
ご予約
- 接種されるワクチンが決まっている方→WEB予約
- 初回診療の方
- 接種されるワクチンが分からない方→予防接種スケジュール
- 予防接種スケジュールで不安がある方→お電話にてご相談ください。
TEL:0267-88-7711
初回予防接種の方
生後2ヶ月になったらヒブ、小児用肺炎球菌、B型肝炎、ロタ、四種混合の5種類のワクチンを接種しましょう(2023年4月更新:四種混合ワクチンが2ヶ月から接種可能になりました。)同時接種が可能です。
ご持参いただくもの
来院時に、下記の項目のものを必ずお持ちください。ご持参いただけなかった場合、予防接種を受けられません。
- 母子健康手帳
- 健康保険証
- 予防接種予診票兼接種票(定期接種)
- 委任状(保護者が付き添いできない場合)
予防接種を受けられないケース
- 予防接種予診票兼接種票を持参していない方
- 発熱(37.5℃以上)されている方
- 予防接種により、アレルギー症状を以前に引き起こした経験のある方
- 予防接種を行えないと医師に判断された方
保護者の付き添いについて
予防接種を受けるお子さんは、保護者と一緒に来院をお願いいたします。なお、保護者の付き添いが難しい場合は委任状をご持参いただくことで、お子さんの状態を把握している親戚の方などの付き添いが可能です。
18歳以上のお子さんの場合は、保護者の付き添いがなくても、予防接種を受けていただけます。
定期接種と任意接種
予防接種は自治体が法律に基づき公費(無料)で受ける定期接種と、接種を希望される方が全額自己負担で受ける任意接種とがあります。
定期接種
決められた期間内では、公費(無料)で受けられます。公費適応の期限切れにご注意ください。 種類としては、以下の図をご参照ください。
任意接種
全額自己負担で受ける予防接種です。 種類としては、インフルエンザ、おたふくかぜ、A型肝炎などがあります。以下の図をご参照ください。 自己負担ではありますが、効果や安全性が確認されており、日本小児科学会でも接種を推奨されているものです。感染後に重篤な状態になることや、後遺症を残す可能性があります。定期接種と同等に重要なものです。
小児の定期接種と
任意接種のワクチン一覧
定期接種のワクチン | 任意接種のワクチン | |
---|---|---|
日本小児科学会がおすすめする予防接種スケジュールに含まれる | ヒブワクチン 小児用肺炎球菌ワクチン B型肝炎ワクチン ロタウイルスワクチン 四種混合ワクチン 三種混合ワクチン 不活化ポリオワクチン BCG 麻疹・風疹混合(MR) ワクチン (麻疹ワクチン、 風疹ワクチン) 水痘ワクチン 日本脳炎ワクチン 二種混合ワクチン ヒトパピローマウイルスワクチン |
おたふくかぜワクチン インフルエンザワクチン |
日本小児科学会がおすすめする予防接種スケジュールに含まれない (リスクを考えて接種する) |
A型肝炎ワクチン* 髄膜炎菌ワクチン * 23 価肺炎球菌多糖体ワクチン ** 黄熱ワクチン * 狂犬病ワクチン* 破傷風トキソイド ジフテリアトキソイド |
* : 海外に行く時に必要なワクチン
**:脾臓を取った患者さん、 免疫が低下している患者さんなどが接種する
引用元:https://www.jpeds.or.jp/uploads/files/VIS_02-2teikisesshu.ninisesshu.pdf
予防接種スケジュール
引用元:https://www.city.saku.nagano.jp/kenko/kenkozoshin/yobosesshu/sesshu.html
予防接種のキャッチアップ
国が定めた期間内に、予防接種を受けられなかった場合は、後日、自己負担で予防接種を受けることで免疫を得ることができます。予防接種の種類によっては、年齢制限があるため、予防接種のキャッチアップをご希望の方はご相談ください。
年齢制限のある予防接種
ヒブ(5歳未満)、 BCG(5歳未満)、小児用肺炎球菌(6歳未満)、 4種混合(15歳未満)
年齢制限のない予防接種
B型肝炎、 MR(麻疹/風疹)、 水痘、 おたふくかぜ、 日本脳炎、 A型肝炎
ただし、予防接種を受けられない理由が免疫不全状態のケースでは、公費での予防接種が可能です。
よくある質問
予防接種の副反応が心配です。
副反応が起こることはありますが、その多くは、発熱や注射した部位が腫れるといった比較的軽いものがほとんどです。アナフィラキシーなどの重篤な反応を起こすことはごく稀です。
参考 厚生労働省ホームページ 予防接種情報(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/kihonteki_keikaku/index_00001.html)
参考 厚生労働省ホームページ 厚生科学審議会(予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会)資料(https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00014.html)
重篤ではない副反応にはどのようなものがありますか?
比較的軽い副反応としては、発熱、発疹、局所反応(注射した部位に赤み、腫れ、痛み、しこりなど)を頻度としては20〜30%ほどで生じます。いずれも数日で改善するものがほとんどですが、しこりは改善されるまで時間がかかることがあります。
予防接種した部位が腫れています。受診したほうがよいでしょうか?
数日で改善しますが、痛み、腫れ、痒みが強い時は受診してください。
予防接種した後に熱が出ました。受診したほうがよいでしょうか?
呼吸が乱れている、痙攣している、呼びかけの反応が薄いなどの場合は、早急に受診していただく必要があります。お子さん自身が水分補給を行えている場合は一旦、様子を見ましょう。インフルエンザやかぜなどを発症している可能性があるため、お子さの容体を確認して当院へご相談ください。
予防接種を受けた当日に、お風呂に入ってもよいですか?
お風呂に入っても構いません。注射した部位を強くこすらないようにしましょう。
予防接種を受けた当日に、運動をしてもよいですか?
問題ありませんが、激しいものは控えてください。
インフルエンザ予防接種は何歳から受けられますか?
生後6ヶ月から接種が可能です。
保護者もインフルエンザワクBチンを受けられますか?
当院ではお子さんに付き添いでご来院される保護者の方も接種が可能です。
事前にWEB予約をお願いいたします。
インフルエンザワクチンは、卵アレルギーをもっていると、受けないほうがよいでしょうか?
インフルエンザワクチンの生成には鶏卵が使われているため、極めて微量ではありますが卵の成分が入っています。しかし、ほとんどの場合、卵アレルギーがあっても接種に問題はありません。重篤なアレルギーをお持ちの方はあらかじめご相談ください。
BCG接種後、数日で赤く腫れてきました。受診したほうがよいでしょうか?
接種後10日以内に、接種した部位に赤みや腫れ、膿などが出てきた場合、必ずすぐに受診してください。結核に感染している可能性があります。 10日過ぎた頃から赤みが出てくることは問題のない反応です。一般的にはその後、3〜6週間後まで反応が強くなります。膿が出ることもあります。2か月を過ぎると反応はおさまってきます。
BCG接種後、脇の下にしこりができています。受診したほうがよいでしょうか?
脇の下(腋窩リンパ節)が腫れてしこりができるのは副反応の1つです。頻度としては100人に1人ほどで起こります。しこりの大きさが2cm以内であれば問題なく、約半年で徐々に小さくなっていきます。2cmより大きい場合や、皮膚の赤み、痛みが出た時は、すぐに受診してください。